屋久島トレッキングの服装・持ち物ガイド
屋久島は「月に35日雨が降る」と言われるほど雨が多く、海沿いと森の中(標高の高い場所)では気温が大きく異なります。
天候の急変にも対応し、安全で快適に自然を楽しむために、しっかりとした装備の準備をお願いいたします。
⚠️ 絶対にNGな服装について
× デニム(ジーンズ)および 綿(コットン)100%の衣類
濡れると重くなり、乾きにくいため、体温を急激に奪います。遭難や低体温症の原因となるため大変危険です。
(※「ヤクスギランドゆっくり散策(50分コース)」にご参加の場合のみ着用可能ですが、雨や汗で濡れると急激に体が冷えるため、天候等には十分ご注意の上ご着用ください)
× スニーカー
屋久島の登山道は木の根や苔むした岩が多く、大変滑りやすくなっています。
(※「ヤクスギランドゆっくり散策(50分コース)」にご参加の場合のみスニーカーでも可能ですが、その他のコースでは固くお断りしております)
× サンダル
怪我や滑落の危険性が非常に高いため、全コースにおいて例外なくご参加をお断りいたします。
登山の「必須装備(3種の神器)」
この3点は、森を歩く上で絶対に欠かせない必須アイテムです。
1. レインウェア(上下セパレートタイプ)
ポンチョやビニールカッパは不可です。風雨をしっかり防ぎ、汗を逃がす素材(ゴアテックス等)の「上下に分かれた登山用レインウェア」を必ずご用意ください。
※命に関わる装備のため、当日レインウェアをお忘れになった場合は、天候(晴れ)にかかわらずツアーを直ちに中止とさせていただきます。
「ヤクスギランドゆっくり散策」にご参加の方限定で、簡易的なレインウェアをご用意することも可能です。ご希望の場合は、必ず事前にご連絡をお願いいたします。
2. トレッキングシューズ(登山靴)
滑りにくい登山用の靴をご用意ください(ミドルカット・ハイカット等、足首の高さは問いません)。
※【重要】加水分解にご注意ください
長年(目安として3〜5年以上)使用していない登山靴は、見た目が綺麗でも靴底の接着面が劣化(加水分解)しており、歩き始めてすぐに靴底が剥がれ落ちてしまうトラブルが多発しています。必ず事前にご自宅で曲げたり引っ張ったりして、剥がれないかチェックをお願いいたします。
3. ザック(リュックサック)
両手が空くように、日帰り用のザック(容量20〜30リットル程度)をご用意ください。
※【重要】荷物の防水対策について
屋久島の激しい雨の中では、ザックカバーをしていても背中などの隙間から雨水が侵入します。着替えの衣類やスマートフォンなどの大切な荷物は、必ず事前に「ビニール袋(または防水スタッフバッグ等)」に入れて密閉してから、ザックに収納してください。
基本の服装(レイヤリング)
山の服装は、暑くなれば脱ぎ、寒くなれば着られる「重ね着(レイヤリング)」が基本です。高価で本格的なアウトドアブランドのものでなくても、ユニクロやワークマンなどで販売されているスポーツ用のウェア(速乾性のもの)で十分代用可能です。
- ベースレイヤー(肌着・Tシャツ):(吸った汗を素早く乾かし、肌を濡らさない役割)
ポリエステルなどの化学繊維、またはメリノウール素材の「速乾性」があるものを着用してください。 - ミドルレイヤー(薄手のフリース等):(体温を保持する役割)
保温性があり、かつ汗を逃がす「速乾性」を備えたフリースなどを着用してください。 - アウターレイヤー(ウインドブレーカー):(雨風から守るバリアの役割)
レインウェアとは別に、サッと羽織って風を防げるものを着用(または持参)してください。 - ボトムス(ズボン):
登山用である必要はありませんが、「化学繊維(速乾性)」かつ「ストレッチ性(伸縮性)」があるものが必須です。
季節ごとの目安
※【重要】どの季節にご参加の場合でも、汗や雨で濡れた際の冷えを防ぐため、必ず「Tシャツの着替え」をザックに入れてご持参ください。(山の中は、平地に比べて気温が4〜8度ほど低くなります。)
- 春・秋(3〜5月、10〜11月):ベースレイヤー+ミドルレイヤー+(アウターレイヤー)
朝晩は冷え込みます。薄手のフリースや薄手のウインドブレーカー、など、さっと羽織れる防寒着をお持ちください。 - 夏(6〜9月):ベースレイヤー+(ミドルレイヤー)
半袖でも歩けますが、虫刺されや怪我には十分ご注意ください。また、夏場でも雨に濡れると急激に体が冷えるため、「薄手の長袖」などの羽織りものがあると良いです。 - 冬(12〜2月):ベースレイヤー+ミドルレイヤー+アウターレイヤー
標高の高いエリアでは雪が積もります。しっかりとしたフリースやダウン、防寒グローブなどの冬山装備が必要です。
持ち物チェックリスト
【絶対に必要(Must)】
- □レインウェア上下
- □トレッキングシューズ
- □ザック
- □行動食(おやつ) ※お客様ご自身でご用意をお願いいたします。(歩きながらサッとカロリー補給ができる、チョコレートや塩分タブレットなどがおすすめです。甘いものとしょっぱいものを両方、サッと食べやすい「個包装」でお持ちいただくと便利です。)
- □ 水分(500ml〜1L程度。)
- □携帯トイレ・防臭袋(ジップロック等)
- □ ゴミ袋数枚(ジップロック等) ※ゴミなどを持ち帰るためにご用意ください。
- □身分証明書コピー(健康保険証や運転免許証など)※万が一の事態に備えてご用意ください。
- □常備薬※必要な方はお忘れずに。
- □ お弁当 ※1日コースなど、ホットサンドオプションを申し込まれず、お昼ごはんが必要な方のみ。早朝出発の場合は宿等で前日までの手配が必須です。
- □ヘッドライト ※10月から4月まで間、縄文杉ツアーに参加される方は日の出時間が遅いため必須です。
【あると便利・快適(Better)】
- □トレッキングポール(杖) (膝の負担軽減になります。使い慣れていない方の場合は、2本よりも「1本」の方が手が空いて歩きやすいのでおすすめです。)※登山道保護のため、必ず石突にゴムキャップを装着してください。
- □折りたたみ傘 (休憩時やトロッコ道を歩く際にあると便利です。)
- □手袋(グローブ・軍手) ※スマホ対応だと便利です。
- □スマホ用防水ケース (雨天時でも気兼ねなく写真撮影を楽しむためにおすすめです。)
- □下山後の着替え (下山後の寒さ対策として車に着替えを置いておくと快適です。)
- □ウェットティッシュ・ポケットティッシュ
- □ザックカバー(自前のザックを雨や泥で汚したくない場合はあると便利です。)
- □帽子
- □ タオル(雨や汗を拭きとる用。夏場は冷間タオルをお持ちいただけば沢の水で冷やすことができます。)
- □虫除けスプレー・日焼け止め
- □痛み止め薬※長距離ツアーにご参加予定の方は、念のため痛み止めをお持ちいただくとより安心です。
装備のレンタルについて
当ガイドでは、登山装備のレンタルは行っておりません。
装備をお持ちでないお客様は、屋久島島内にある登山用品レンタルショップにて、お客様ご自身で事前のご予約・お受け取りをお願いいたします。
【屋久島島内のおすすめレンタルショップ】
- 屋久島レンタル▶店舗HP(外部サイトへ飛びます)
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